みなさん、台湾の靴下ブランド「+10・テンモア」をご存じでしょうか。
「+10・テンモア」は、“日常の細やかなところにまで想像力を”というコンセプトのもと、大自然や多様性をテーマにしたデザインを追求しています。
今回のPOP UP SHOPでは『micro-』と題した2021年春夏シリーズのアーカイブをメインに展開します。
micro-
マイクロスケール、
巨大な錬金術のことである。
退屈な十億年を費やし、藻たちは初めて酸素を包んだ泡を作り海から大気へ送り出した。藻がなければ、海は鉄まみれの緑色の水たまりであり、生命は未だに宇宙の塵であっただろう。アメリカの思想家であるソローは「野性の中に世界は保存される」と述べた。マイクロスケールの野性はこの惑星を理解し、分解し、そして洗練していく。宇宙の中で孤独な物質はなく、保存則の法則の通り、全てが関連されているのである。
ビブリオテークでは初となる「+10・テンモア」のPOP UP イベント。
ほかでは見ることができないような素材の組み合わせや編み方は、ぜひ実物のソックスを手に取って、感じていただきたいです!
Brand Profile
+10・テンモア
https://www.10moresocks.com/
2012年、靴下ブランドとして「+10・テンモア」は創立されました。
+10・テンモアの創作の主軸は多様性であり、靴下の長さや材質、編み方でそれを表現しています。創作におけるテーマは多岐にわたります。過去には、夏に太平洋、冬に音楽や文字、神話などを巡り、想像力でたどり着いた場所を1つの概念(シリーズ)に編み込んできました。ファッション業界の潮流に囚われず、台湾の靴下産業に注力してきました。デザインだけでなく製造工程における共通言語にも精通することで、機械の限界を突破し、熱帯地域の小さな島の新しい生活スタイルを編み出しています。
「+10・テンモア」 POP UP SHOP
[ビブリオテーク4店舗にて展開]
2023/8/15(火) – 9/10(日)